ライブ配信は、ただ画面の前で話すだけの仕事ではありません。
スマートフォン一台で始められる気軽さがある一方で、画面の向こうには一人ひとり違う価値観や想いを持ったリスナーがいます。だからこそ、長く愛されるライバーには共通する「心構え」があります。 今回は、これから配信を始める方にも、すでに活動している方にも意識してほしい基本をご紹介します。
① 配信は「数字」より「人」を大切にする
フォロワー数や視聴者数、ギフトの金額など、ライブ配信にはさまざまな数字があります。
もちろん目標を持つことは大切ですが、数字だけを追いかけてしまうと配信が苦しくなってしまいます。一人でも「今日来てよかった」と思ってもらえる配信を積み重ねることが、結果として多くのファンにつながります。
配信業界では「リスナーは約3か月で入れ替わる」とよく言われています。
この3か月を超えても配信にきてくれているリスナーさんは、本当にあなたの事を想ってくれているファンといってもいいでしょう。
そういった方は接し方次第でとても心強い味方になってくれます。後述する「ルール」の項目で接し方や考え方をお伝えするので、意識して枠づくりに活かしてみてください。
最初から何百人ものリスナーが集まる人はほとんどいません。
毎日、または決まった曜日・時間に配信を続けることで、「この時間に行けば会える」という安心感が生まれます。
曜日や時間をランダムにするよりも、曜日や時間をきっちり決めて配信を行う方が視聴者の同時接続数が伸びる傾向にあります。例えばあなたにお気に入りのラーメン屋があるとします。
営業時間が毎日同じなら安心して通えますよね。でも毎日営業時間が違えば、「今日は開いてるかな?」と足が遠のいてしまいます。
配信も同じです。
配信時間を固定することで、「この時間なら会える」とリスナーが安心して遊びに来られるようになります。 そしてライブ配信は短距離走ではなく、マラソンです。 焦らず、自分のペースとバランスを取りながら継続していきましょう。そのすべてが当たり前ではありません。
「ありがとう」を素直に伝えられるライバーは、多くの人に応援され続けます。そして心理的に大事なのは、「相手の名前を呼んであげる」こと。
返事をする前にその人の名前を言ってから返事をしてあげる。これには大きな利点が2つあります。
一つ目は「ネームコーリング」という効果で、名前を呼ばれると心理的に親近感が湧いたり、好意を持ってもらいやすくなったりします。
二つ目は、リスナーさんが増えると話題の流れも早くなり、誰のどの話題を取り上げているのかわからなくなることがあります。
最初は1対1で話しててもなんとかなりますが、リスナーが増えてくると一つの話題をみんなで話すことも多くなるので、誰のどのコメントを取りあげて話してるのかを明確にしてあげましょう。
長時間配信や毎日の活動を続けていると、心や体に疲れが溜まることもあります。
無理を続けると配信そのものが楽しくなくなってしまいます。特に最初の3か月は見に来てくれる人も少なく、コメントも少ない状態なので心に負担が来ると思います。
やってて意味がない。やりたくない。などの悪循環に陥りそうになるかもしれません。
ですが最初だけマラソンだと思ってほんの少し耐えてみてください。無理をしない範囲で継続すること。
これを念頭に置いて日々の配信に向き合っていきましょう。
ライブ配信は多くの人が見る場所です。
個人情報を不用意に公開しないこと。
誹謗中傷に感情的にならないこと。
嫌なことは嫌だとちゃんと伝えること。
特に最後の「嫌なことは嫌だと伝えること」これは本当に大事に持っておいてください。
自分の心を守るという面でももちろん大切ですが、嫌なことを流されてリスナーさんに合わせて許してしまっていると、自分の枠は自分でコントロールする。
その場のノリも大切なお仕事ではありますが、境界線の線引きはしっかり自分のルール、もしくは枠のルールとして引いておくことをオススメします。
人気ライバーになるための近道はありません。
しかし、
・リスナーを大切にすることこの5つを意識するだけで、配信は少しずつ変わっていきます。
ライブ配信は、ライバーとリスナーが一緒に作り上げる時間です。ここまで5つの心構えをお伝えしましたが、配信をする上で困ったことがあれば一人で抱え込まずに事務所へ相談してください。
配信で「何を話せばいいかわからない」という悩みは、多くのライバーが経験します。
そんなときは、「今日あった出来事を3つ話す」と決めておくだけでも十分です。特別な話題である必要はありません。
「コンビニで新商品を見つけた」「今日の天気」「最近ハマっていること」。
何気ない日常こそ、リスナーとの距離を縮めるきっかけになります。
次回はライブ配信をする上でのトークの回し方などについて書いていけたらと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。